日時:2021年2月27日(土) 13:00-17:00
会場:Zoom
共催:シニア世代研究会、Type-1・Type-2ファジィシステム研究部会
13:00~14:00 関西支部総会
14:00~15:10 講演1
15:20~16:30 講演2
16:30~17:00 フリーディスカッション
【講演1】足立侑駿先生
(データアナリスト 株式会社ALBERT ビジネス推進本部 データコンサルティング部)
講演タイトル:行動変容の評価に向けた接触頻度の分析モデル構築とその可視化の取り組み
概要:
分析力をコアとするデータソリューションカンパニーである株式会社ALBERTでは、2020年4⽉に発生した新型コロナウイルス感染の第一波により社会が混乱するなか、厚⽣労働省「クラスター対策班」に7名のデータサイエンティストが参画。データホルダー各社から提供されたビッグデータの処理・活用の取りまとめや位置情報を基にした各地域における接触頻度増減率の分析・可視化に携わり、「⼈との接触の8割削減」を⽬指す活動を支援しました。今回は、最前線で経験した新型コロナウイルスの感染拡⼤防⽌に向けたビッグデータ分析、アルゴリズム開発等についてお話します。
【講演2】川上浩司先生
(京都大学・情報学研究科・特定教授/京都先端科学大学・工学部・教授)
講演タイトル:不便益システムのデザイン
概要:
ファジィシステムもそうですが,一般にシステムを設計するときには,効率を良くすることや機能を高めることを志向します.
それどころか,効率が唯一の評価尺度という場合もよくあります.
これは便利指向と言えるでしょう.一方で,不便だからこその効用もあります.
それを「不便益」と呼んでいます.不便益の種類,不便益を得る方策,不便益をユーザに与えるシステムデザイン例を紹介します.